ホーム > ステータスになり得るか?
ステータスになり得るか?
カードにステータスを求めることを単なる「見栄ジャネ」だとか「自己満足イラネ」と非難する声もありますが、私は一応ちょっとぐらい実利にも適うと思っています。
確かに、一部ア○ックスのシンパの中にいろんな(痛い)人もいらっしゃるので、そいういうのを拝見するにつけ「ステータスを売りにするカードってロクデモないね」と感じてしまう気持ちもある程度理解できます。
でも、富裕度の証明になるというのは、ある種ステータスの恩恵と呼べるのではないでしょうか。
ブラックでの決済をほのめかすと、宝飾店でが出てきて別室でもてなしてくれたり、レストランで支配人が挨拶に来ることがあるそうです。ありがた迷惑ですが、これらは客がある程度キャッシュを持ってるという証明があるから起こる現象でしょう。
私個人の皮膚感覚としては、外資系ホテル・高級レストラン・ブランド店等の買い物で、一般カードを出すのが憚られる状況がありまして、プレミアムカードを所有しているという経緯です。性格的にちょっと高級めのレストランで支払いなどでは流通系カードは出したくないと思ってしまいます。見栄と言われればそうかもしれません。
過度なステータス信仰の弊害
ただ、プレミアムカードを提示したらフロントの対応が変わるとか、揉み手の接客になるとか、そういった過剰な反応を求めてステータス云々と叫ぶのは危険かなと思います。
よく個人ブログや掲示板を見ていて、
「アメックスプラチナを取得♪初めて買い物に使ってみたけど定員は無反応…。ステータスが認知されてないのですかね・・・」といった極端な見解が頻出しておりますが、クレジットカードを「えい、どうだ!」と居丈高に提示する人を、世間は「田舎モン」と呼びます。
カード会社側の視点に立てば、ステータスってのは要するに「顧客囲い込み手段」の一つに過ぎません。サービスの質の高低から離れて、無批判にそのカードの価値を受容させるという効用において、威力を発揮します。
その辺を理解していないと未来永劫、損を被る可能性があるわけです。つまり「カードの良し悪し」とは競合他社のサービスと比較してみて初めて断定できることだからです。ステータスという虚像に目が曇ってる場合が、質の低いカード会社のサービスを最高と信じ、延々と利用し続ける展開もあり得るわけです。
その辺を過度の期待をしなければ、「ステータス」と呼ばれるモノを、クレジットカードの付加価値の一つと認知しても間違いじゃないかと思います。
論争は続く・・・
確かに目に見えない単なる”価値観”とか”ブランド”とか呼ばれる類なので、「ステータスとは?」的に、いつまで経っても議論の絶えない論点でしょう。人によって見解が分かれるのは当然です。
大体、年代によってぜんぜん変わってくるんじゃないですかね。「いつかはクラウン」なんてフレーズ、今の若い連中(オレもか)は知らんでしょ。
ゴールドカードのステータスとは?
ゴールドカードは、バブル時代ステータスの象徴として揺るぎない地位を誇っていましたが、昨今の状況は変わりつつあるようです。「ゴールドカードにステータスなんて存在しなくね?」という声を聞くことが、最近じゃ珍しくありません。
確かに、相対的にゴールドカードの地位が低下していることは明らかです。日本でもプラチナカード、ブラックカードの発行が始まり、ゴールドカードが大衆化していった背景があると思います。
以前、ゴールドカードは金持ちの人にしか発行されないカードで、サラリーマンなら年収1000万円以上の層がその対象でした。ところが、バブル経済の頃から基準が緩和され、いわゆる「普通の人」にもゴールドが発行されるようになりました。今では「ゴールドカード所有者=お金持ち」という構図が成り立ちません。
それ以降は、傷害保険や生命保険のサービスがついたりと、カード以外の機能競争に爆進していきました。ステータスというよりは、質の高いサービスを提供しようという趣きが見られます。ゴールドカードは実利で選ぶ時代になった、と捉えるべきかもしれません。
ただ、プラチナカード、ブラックカードを手に入れるには、ゴールドカードを(必ずじゃないけど)取得する必要があります。プラチナ以上のカードは、ゴールドカードを利用し続けることから「アップグレード」という形で手に入れなければならないからです。
つまり、ゴールドカードは上位カードへの「通過点」としての意味で、避けて通れない関門です。ステータスはお飾り程度でも、存在自体を侮ってはいけません。
ゴールドカードを利用し続ければ、早い人なら1年ぐらいでプラチナのお誘いが来るはずです。その後、ブラックカードまで狙うかどうかは人次第です。
プラチナカード以上を目指してみは?
そうは言っても、最上位カードがゴールドでなくなった今、ステータスを欲するなら、やはり「プラチナカード」あるいは「ブラックカード」の取得を目指すべきでしょう。
プラチナカードですら、(一部の界隈では)人の目に触れることが珍しくなくなった昨今です。キャバ嬢にプラチナカードを自慢するオヤジは、「わー、すごい。初めて見た!」といった反応を得てニンマリしますが、彼女達は週に3回同じセリフ言ってます。
今現在、”持っているだけ”で自慢できるのは「プラチナカード」、「ブラックカード」です。今でもバブルの頃よろしくゴールドカードを見せびらかす時代錯誤オヤジを見かけますが、見てるこっちが赤面してしまうほど恥ずかしくなります。
