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クレジットカードヒストリーを上げるには?
カード利用実績のことを「クレジットヒストリー」(通称:クレヒス)と呼び、信頼醸成のための手段となります。クレヒスを長期にわたって積み上げることにより”優良顧客”と判断されて、インビテーションが来るわけです。
やるべきことは、「毎月カードで決済すること」です。それを最低でも1年間は行う必要があります。これは長期戦ですので、執着せず淡々と実績を積むのがいいと思います。
カード会社から気に入られると「お誘い」なる封筒(中身は”申込書”と”イメージパンフ”)が送られてきて、申込書を記入して送り返せば上位カードに切り替わるといった流れです。
ヒストリーを磨くコツ
やるべきことは、「毎月カードを利用し、そのカードに関わらず決済を真面目に行う」というのが絶対条件です。信用情報の関係で他者カードの延滞であっても、返済遅延は即座にマイナスの評価につながります。
次に、クレヒスを積み上げて”優良顧客”と呼ばれるのはどういう人でしょうか?もちろん、ただ使っていればOKというわけでなく、考慮すべき要因はいくつかあります。
- カードの”利用金額”
- カードの”決済頻度”
- カードを”利用した場所(店)”
「クレヒスとは利用金額だけを指す」、と巷では考えられておりますが、それだけではありません。」「どこで利用したか」も同様に重視されます。(購入した”品名”まではカード会社で把握されてません)
ただ、一部のカードには「利用金額が年間○○万円以上に達したら、即カードを発行します」といったように、利用金額のみに着目しているものもあります。
流通系や信販系は大方このケースだと思います。何も考えずに利用実績を積み重ねていけばいいので単純です。
この手のカードの場合は、サービスデスクに電話して「いくら以上使ったらアップグレードしてくれんの?」と試しに聞いてみると、「○○万円以上ですよ」と即効で回答してもらえます。
逆に、「個々のお客様の事例ごとに判断しております」とか「目安として最低○○万円以上ですが総合的に判断いたします」とか即答されなかったら、”利用金額だけ”で信用を計らず”利用場所”も重視するカードと判別できます。
例えば、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル副社長の中島好美氏 インタビューで次のように答えています。
「プラチナカードのベースは『グリーン』や『ゴールド』ですが、この時にたくさん使っていただくことが重要です。様々な決済をアメリカン・エキス プレスカードにまとめていただき、多くのシーンでお使いいただくことで、お客様との信頼関係が構築されていく。そのような考えを我々は持っています。
ですから、1回あたりの決済が高額かどうかは、よりプレミアムなカードをお持ちいただく上で、それほど重要じゃないのです。むしろ、フリークエン シー(接触頻度)の方が重要だと考えています。
例えばですが、1カ月に1度だけ50万円の決済をするお客様と、1回あたりは数千円の決済でも生活全般で(アメリカン・エキスプレスカードを)お 使いいただけているお客様がいたとしたら、我々にとって大切なのは後者のお客様です。アメリカン・エキスプレスは、お客様の生活の一部になりたい」(中島 副社長)
「少額決済をすると(プラチナの)インビテーションが来ないというのはまったくの嘘ですから、多くのシーンで使ってほしい。むしろ、フリークエンシーが 高くなる方が、インビテーションの近道です」(中島副社長)
利用した場所(店)を重視するカード
銀行系カードでは、”金額”よりもむしろ”場所”の方が重視される傾向があります。
「年間30万円ほどしか利用してないのにインビテーションが来る人」がいて、その一方で「年間300万円セッセと利用してるのにお誘いがない人」が存在するのはそのためです(2人とも同じような属性の場合)。
例えば、同じ10万円の決済でも「ファミレス」で使うより「赤坂通りの料亭」で使った方が優良顧客と捉えられます。インビテーションをもらった人の証言を集めると、生活費以外の奢侈品・ぜいたく品に散財している人ほどお誘いは早い傾向が顕著でした。
その筆頭が「アメックス」、次いで「ダイナース」です。その他の銀行系カードも”程度の差が違うだけ”であり、場所を重要視する傾向があると考えてよいでしょう。
「クレヒス積んでもインビテーション来ないよ~」と、嘆いている人は多々おりますが、この点を理解していないことが大方の元凶です。
高額決済(贅沢品)に縁が”ある人”
T&E関連(旅行券、ホテル宿泊、レジャー)、観劇他趣味、高級百貨店・ブランドショップ等でのお買い物、といった辺りが「カード会社に対し高評価な利用場所」です。
今現在、これらの支出に毎月一定額以上の心得がある人は、インビテーションが欲しいカードの支払いに上記のものを集中すると良いでしょう。この手の人には、過去の事例からみて最速(2,3ヶ月)でインビテーションが来る人です。
また、ぜいたく品への支出だけで決済額がけっこうな金額に上る場合は、その他の小額決済や生活必需品への支出(量販店、スーパー、コンビニ、ネット通販、光熱費など)は、他のカードに振り分けた方が無難かもしれません。メリハリを付ける意味で。
高額決済(贅沢品)に縁が”ない人”
「カードの支払いはもっぱら生活必需品ばっかりで贅沢品には縁がない」といった方の場合は、やはり「利用金額」を上げることに専念しましょう。
利用金額を積み上げるだけでもインビテーションはちゃんと来ますので、別に悲観する必要はありません。
逆に、生活スタイルなんて簡単に変えられるモンじゃないので、無理して生活レベルを上げようだとか、そんなことは考えない方がいいと思います。「使え、増やせ、じゃんじゃん払え」の掛け声のもと利用金額にだけ集中しましょう。
もちろん、
無駄銭を使えというのではなく「カードが利用できる場面では極力カード決済せよ」、ということです。
普段、現金で決済している出費だけど実はカード決済できた、といったケースは探してみれば多々あるはずです。カード決済額を増やす有効な方法のひとつは、人の支払うものを立て替えることでしょうか。飲み会の幹事など、夜の宴会部長でしたらすぐに出来る方法です。また、会社の出張費なども全てカードで賄うと海外出張が多い人は相当な金額になると思います。
また、家族カードの利用歴も(引き落とし口座が一緒であれば)基本会員のクレヒスとなりますので、既婚の方などは利用するといいでしょう。
「時期」によって発行基準に差がある
プレミアムカードには、いわゆる「乱発期」と呼ばれる時期があって、その時期は極端にカードの発行基準が甘くなります。カードを新しく発行する当初などは、ほぼ間違いなく乱発時期です。
思うに、カード会社が例えば「発行枚数1万枚」といったような目標を立ててカード発行を行うので、目標枚数に達するまでは極端に審査が緩くなるのでしょう。
プレミアムカードですと、サービスの質を確保するために発行枚数をある程度の数に抑えなくてはいけません。したがって、カード発行枚数は固定で退会者が出た分だけ随時補充する形になります。
今現在、喉から手が出るほど欲しい人が殺到している「アメックス・センチュリオン」にも乱発期はありました。「はぁ?」と思ってしまうような人物が、このカードを持ってるケースが時として見受けられるのは、おそらくソヤツが乱発期に運よく取得したからでしょう。
乱発の時期が存在し、時期によって審査基準に差があることを念頭に入れると、よく掲示板などで見られる「3年前だけど毎月○○万円使ってたらインビ来たよ!期間は○ヶ月。ウヒョヒョ」的な書き込みは、必ずしも役に立たないことがお判りになると思います。
1年以上も前にインビテーションをもらった条件などは、ほとんど死んだ情報であり見るに値しないものです。そういった情報を探す場合は、なるべく新しい情報を摂取するように心掛けましょう。
プロパーカードと提携カードの違いに注意
自分がいま使用しているカードを、ゴールドカードやプラチナカードなどの上位のものへアップグレードさせていきたいと考えているなら、その会社が発行する「プロパーカード」を利用する必要があります。同じブランド名を冠したものであっても、それが提携カードではクレジットヒストリーが積み上がっていきません。
たとえば、「アメックス・プラチナカード」であればプロパーの「アメックス・ゴールドカード」、 「JCB The Class」ならプロパーの「JCBゴールドカード」を利用している優良ユーザーにしかイン ビテーションは来ません。
これは航空系のカードであっても同じことです。
航空会社の名前を冠した航空系カードも、航空会社とカード発行会社の提携カードの一種といえる。
しかし、航空系カードは年会費が有料なものが多く、飛行機に乗ったりカードで決済したりして積極的にマイルを貯めるユーザー(いわゆる「マイ ラー」)が多く、一般的な提携カードに比べると、クレジットカードのヘビーユーザーであることが多い。航空系カードを発行しているカード会社数社に問い合 わせてみたところ「プラチナ以上のカードのインビテーションは、プロパーのゴールドカードを利用していることが前提条件。それは、航空系カードでも他の提 携カードでも変わらない」という回答だった。
ただし、航空系カードの利用履歴を無駄にしない方法もあるようだ。あるカード会社では「複数カードを持っているお客様の場合、利用履歴はカードご とに分けるのではなく、お客様1人ずつで見ています。例えば航空系カードをとプロパーカードを両方持っていただき、その後プロパーカードに1本化していた だければ、その方の履歴として(プラチナカードの)インビテーションに生かされるということはもちろんあります」と話していた。 (http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0802/05/news022_2.html)
